2019年09月28日

Rolling Stone Blues

9月某日

またしても胆嚢でローリンするストーンに苦しめられる。

私が一番信頼しているハードドラッグ、ロキソニンをぶち込んでみたが効かず、仕事を早退する。

落雷の影響で最寄駅1つ前で運転見合せ。

こんな時に見合せとは私もなかなかだな。

なんとか帰宅し、再度ロキソニンをぶち込んでみたが痛みは治らず

夜遅くに自力で救急外来へ。

救急車を呼ぶ程ではないし、遠方の病院に運ばれても面倒だ。

電話を入れてから行こうかと思ったが、「担当医がいないので」と断わられるんじゃないかと思いアポ無しで突撃。

時間外の救急外来受付に症状を話すと「専門の先生はいないけどそれでもいいか?」と。

誰でもいい、痛みさえ止めてくれるのなら。

痛み苦しんでいても問診票を書かせるドSなプレイの後は心電図、採血、CTとこなし、無愛想な先生と対面。

私と目も合わさずPCを見ながら「そこに寝て」と後ろを指差しぶっきらぼうに促す。

ベッドの上には医療器具が置かれていて、寝るスペースなんかない。

「ここに寝るんですか?」と尋ねると「そうそこのベッドに」と目も合わさずに。

「ここですよね??」と再度尋ねると「ん?」と振り返り「ちょっと!ここ片付けて!」と若いスタッフにちょいキレ気味に指示。

ベッドに横になり先生から「ここ痛い?ここは?」色んな箇所を手で押されるが痛くない。

「胆石ならここ痛くなるはずなんだけどなぁ」と何度も押されるが痛みは無い。

「ほんとにここ痛くない?」とかなり強めに押される。そこまで力入れたらどこでも痛いはずだ。

そして先生の見解。

「これは胆石の痛みじゃないねぇ〜」

「原因は詳しく調べてみないとわからないけどこれは胆石の発作じゃない」

わかったよ、今は原因なんてどうでもいい。とにかくこの痛みから解放されたい。

「ロキソニンが効かなかったからもっと強力なやつを処方してくれ」と懇願するが、「効くかどうかは人それぞれだからね〜」と無愛想にカロナールを処方される。

カロナールをiPhoneで検索してみると、お年寄りにも処方される優しい薬じゃないか。

全く効かず。朝まで一睡もできず。


別の病院の消化器科へ。

カロナールの後にぶち込んだロキソニンが効いたのか、痛みは少し治まった。

まぁまぁの時間を待たされて呼び出される。

担当の偉そうな先生は「これは胆石だよ!それ以外考えられないよ!」

どっちを信用していいのやら...


胆石のキャリアがある私は偉そうな先生を信じることにした。

そして胆嚢の摘出手術をするべきだとも言われた。

手術を視野に入れつつ、処方された抗生剤を飲み、痛くなったらロキソプロフェン。

3日程で痛みも完全になくなった。

がしかし発熱。

鎮痛解熱剤を飲み続けていたから発熱しているのに全く気がつかなかった。

ちょっと気になったので病院へ。

偉そうな先生は休みだった。

別の医師に診てもらうことになった。

「先に採血をしてもらって、結果が1時間程で出るので、そしたらお呼びします」と超私好みの顔の看護師に言われて採血。

3時間以上待たされて、気が狂いそうになった頃にやっと呼ばれる。

「入院した方がいいですね」

は!?マジか!?

そんなに悪いのか!?

何かの数値が高いらしい。

抗生剤を飲んでもちょっとしか下がってないと。

「今日このまま入院することをオススメします」

「今日!?明日じゃダメですか?」

トータルで4時間半位待たされた私はすぐに帰りたかった。

「そこは自己責任なんで」

クールな先生だな。

「明日にします」

先生は気持ち呆れ顔で話を進めた。

痛みもないのに入院かぁ...





入院初日


初入院である。

自他共に認めるヘヴィスモーカー。

ニコチン依存症。

最後の煙草に火を点けて家を出る。

懲役刑のスタート。


個室とか選ぶ権利も奪われたのか何も尋ねられず、有無を言わさず4人部屋へ連行。

裕福には見えなかったのだろう。

私ともう一人のオジさんの二人だけ。

オジさん小声の独り言が多過ぎ。

小声だからまだいいが、一人でノリ突っ込みしたりして不気味である。


絶食点滴の日々が始まる。

点滴も人生初。

点滴を挿しに来た男性は私のリストバンドのバーコードをスキャンする時「ポチッとな」と言いやがりちょっと引いた。


予約していた新型iPhone入荷のお知らせ。

店舗で機種変するつもりで予約していたのだが、暫く行けそうにないのでキャンセル。あーあ。


夕方、担当医が来て今後の予定など。


腹が減る。

胆石発作に襲われてからずっと食欲は無かったのだが、さすがに何も食べてないのだから腹も減るわな。

普通に何か食べたくなるが水分以外はNG

ちょっとキツイな。

煙草もね。




2日目


朝からエコー検査。

胆嚢辺りに器具を当て強く押す担当医。

「ここ押しても痛くないですか?」と不思議そうな顔。

痛くないのだ。

胆石が原因じゃないのだろうか...

最初の救急外来のぶっきらぼうな先生が正解なのだろうか?


新たな入院患者がやってきた。

顔は見てないが、声色からして5060代。

嫁らしき女性がうるさい。

入院患者更にもう一人。

こちらも50代後半かな。

付き添い人数が多くてうるさい。

どちらも明日手術らしく説明を受けている。

私は今回の入院で手術することはなさそうだが、これと同じ説明を受けるのだろう。

独り言オヤジの独り言の音量が上がったと思ったら通話してやがった。

病室で通話しちゃダメだぞ。

音楽関係の仕事をしている人なのだろうか?

そんな会話が聞こえる。

やはり音楽家は変人が多い。


新たな入院患者は食事できるみたいで食べ始めた。

食べ物の匂いってだけで腹が鳴る。

キツイのぉ〜!


午後、造影剤を使ったCT撮影。

造影剤検査は過去に一度体験している。

造影剤を入れると身体が熱くなるのだが、今回もちょっとビビった。


病室に戻ると今日から入院した人のイビキがハンパない。

これ消灯後にやられたらたまらんな。


独り言オヤジに外出許可。

2時間程外出するらしい。

俺も外出したい...

タバコ吸いたい...


担当医、20時頃病室へ。

「超音波の画像見ると石がゴロゴロですよ」

知っとるわ!

「このままだと間違いなく再発します」

知っとるわ!

何回も繰り返してんねん!


「食欲ありますか?」と担当医。

「腹減ってます」と答えると、明日の採血の数値を見て良くなってたら食事開始だそう。

あまり良くなってなかったら絶食継続。

頼む!良くなっていてくれ!




3日目


朝早くからザワザワ。

昨日入院した二人の手術前の準備が施されているようだ。

今はまだいいが、患者のご家族が来たらうるさくなるだろう。

相変わらず小声の独り言オヤジは何か喋っている。


今日の私は採血のみで、あとは何もなさそう。

「入院生活は慣れました?」と看護師に訊かれた。

慣れたのか?今すぐにでも脱走したい気分だが...


早朝採血から2時間後、担当医がやって来て事態は急変。

「急な話なんですけど、最短で○○日に手術ができそうなんですがどうします?」

今回の入院で手術の予定は無かったのだが、3日後に手術はどうかと訊かれた。

手術も人生初だ。

手術をすることになれば入院期間も延びるが、改めてだとそれもまた厄介。

返事は早めに欲しいと言われて覚悟を決める。

手術をお願いすると、3日後に予定していた検査を前倒しで今日無理矢理やることになった。水分も摂取しちゃダメだと...

暇だと思っていたのに慌しくなりそうだ。


検査前の採血。

針の跡だらけになってきた。

あとは呼ばれるのを待つだけ。

MRI検査と胃カメラ。

胃カメラは初。


今日手術する患者のご家族がやって来た。

孫もいるのか。なかなか賑やかになる。

ノイズを消すのと初胃カメラの緊張をほぐすのと喉の渇きを忘れるためにリアムギャラガーの新譜を聴いてみる。

凄くイイじゃないか。


MRI検査に呼ばれる。

謎の透明な液体を飲まされる。

渇きを潤すのには適さない。

レントゲンと肺活量の検査も。

手術前の検査なのだろうか。


病室で胃カメラ待つも呼ばれず。

早く終わらせて水分を補給したいのに...


食べたい時に食べたい物を食べる。

飲みたい時に飲みたい物を飲む。

なんて幸せなことなんだろう。


予定より1時間強遅れて胃カメラ。

喉の麻酔をスプレーされ、鎮静剤を点滴から投入される。

眠っていたのだろうか?終わっていた。


連日の点滴で抗生剤をぶち込んでいるからか、熱は出なくなってきた。

平熱が低い方なのでまだ高めではあるが効果は出ているようだ。

今日担当してくれてる看護師がとても若い女子で、見た目で判断してはいけないが、諸々心配だった。

手術の日を間違えて認識していたし、検査で連れて行く場所を迷ったり...

点滴を交換する時に彼女のミスなのかどうかわからないが、血が固まったとかでやり直し。

今まで左腕に挿してたのだが、右腕に変更。

利き腕だから微妙な感じに...

「夜勤と交代なんで私はここまでです!」

ちょっと安心。

その後点滴液漏れ、しかも動くと痛かったので夜勤の看護師に左腕に挿し直してもらうも液漏れ...

ベテランを呼んでほしい。


独り言オヤジは食事OKになったようだ。

食べながら何か言っているのだが美味いのか不味いのか...

テレビもイヤフォンなしで観てるっぽい。

ほんとダメなオッサンだ。

オッサンというかジイさんぽい。

ペナルティーでメシ抜きにするべき。

ジイさんだから仕方ない。許す。


今日は外科医が病室へ。

明後日詳しい説明をすると。

担当医が来て今日のMRIの結果。

胆管にも石が落ちていると。

そこの石も取る必要はあるが、そこはまた今度ということに。

助かった。なる早で退院させてほしい。

食事は手術が終わるまでダメ。

嗚呼...




4日目


平和な朝。

私の情報?が書き記されているプレートのOPE日が間違っているのに気付く。

プレートには明日になっている。

書き間違えたのは昨日の若い看護師だ。


独り言ジジイは元気で今日も呟いている。

昨日手術した二人も元気そうだ。


この部屋で食事ができないのは私だけ。

食事の時間になると3方向から美味そうな匂いが...キツイ...

痛みも熱もなく食欲バリバリ、これでも明後日手術とは不思議だ。


昨日手術した人の見舞客がうるさい。

仕方ない。日曜日だし孫たちも来るよな。


精神的に辛くなってきた。

入院初日からしてるチープなリストバンドを引きちぎりたい。

点滴の針を外したい。

鎖に繋がれてお前は生きるのかい?♬

矢沢さんの歌詞が頭に浮かぶ。


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5日目


入院生活は5日目だが、トータルで12日間イレギュラーな生活をしている。

リハや友人との約束等はキャンセル。

大好きな秋のスタートは最悪な形で始まったな。

ずっと病室にいるからわからないが、台風の影響で暑いらしいな。秋なのに。


突然朝食が運ばれてきた。

常食と書かれたプレートに私の名前も書いてあった。

何かの手違いだろう。

更に看護師が来て「お食事の件、確認しますので少々お待ちくださいね」と。

日付が変わる頃から水分も禁止されるってのに食べていいのか?

どうせ手術の前には下剤も飲むみたいだし、このまま空腹のほうが都合が良いんじゃないか?

随分経ってから看護師が来てやはり禁食だと。

事前の話では今回の入院期間は早くて1週間と言われていた。

手術が追加されなければ今頃食事もできていたんだろうなぁ...


やっと入浴。

手術前だからキレイしとけってことか。

点滴から一時的に解放される。

点滴棒を転がさずに歩ける。

自由だ。最高だ。

入浴を終え病室に。

再び点滴に繋がれる。

今度は手術用で針が太いらしい。


外科医から手術の説明。

全身麻酔で行われるらしい。

手術に要する時間は1時間半。

炎症してたら2時間半。

順調なら術後4日で退院できるらしい。

順調であれ。

早く帰りたい。


イビキが酷い二人。

独り言ジジイの寝返りの音が激しい。

うるさい。

眠れない。

喉の渇きを感じる前に眠りに落ちたかったのに...




6日目


殆ど寝てないと思われる。


一人のオッサンは朝5時前からテレビを観てるのが漏れる光でわかった。

イヤホンしてるから自分が出す雑音に気づいてないのだ。

謎の金属音が不快。

独り言ジジイのイビキもハンパない。

もう一人のイビキも変わらず。

しばきたい。


喉の渇きが不快。

うがいで喉を湿らすも焼け石に水?

早いとこ麻酔で眠らせてほしい。


点滴に手術用のマシン装着。

手術用のパジャマ?に着替えさせられる。

麻酔科医からの説明を受ける。

挿管するので歯科医のチェックも。

ちょっと緊張してきた。


嫁がうるさくてイビキのうるさいオヤジは今日退院らしい。

イビキはうるさいがまともなオッサンと独り言クソジジイは明日退院らしい。

最高だ!ストレスが少し軽減される。

このまま私が退院するまで誰も来ないといいのだが、そう上手くはいかないよな。


オペは12:30スタートと告げられた。

もうすぐ始まる。

看護師が呼びに来た。

会釈程度のコミュニケーションしか取ってなかったイビキはうるさいがまともオッサンが「頑張ってください」と声をかけてきた。

なんだよ、いい人じゃないか。


芳根京子似の手術室の看護師に促され手術台の上へ。

麻酔科医から「眠くなるお薬入れますね」と言われ抵抗するも一瞬でさようなら。

次に気づいた時は「聞こえますかー?深呼吸できますかー?」

手術は終わっていた。

ナースステーション隣の病室へ運ばれる。

今日はここにいるらしい。

3時間は酸素マスクを外せないらしい。

3時間は寝返りもうてないらしい。

膀胱に管が入れられている。

尿意MAXな感じなのにどうにもできないこの辛さ。

心電図、血圧、血中酸素?エコノミー症候群防止のマッサージ機等、数々の線に繋がれている。

酸素マスクが外され寝返りを試みるも痛くて断念。

朝まで起き上がることも禁止されている。

手術前よりキツイ...

気が狂いそうになる。


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こんな石が入ってたらしい




7日目


結局2時間くらいしか眠れなかった。

レントゲンを撮って、外科医の回診を終え病室に戻る。

息を深く吸い込むと激痛が走る。

はっきり言って手術前より辛い。

看護師は「とにかく沢山歩け」とアドバイス。

そうすれば痛みは和らいでくるらしい。


今日から食事も解禁。

薄味なんだろうけど今の俺には最高のごちそう。

がしかし、汁物を吸ったりゲップしたりすると激痛。

汗ダクになるくらい痛みが続くこともある。


落ち着いたところでウォーキング。

トータルでけっこう歩いたぞ。

効果はあるのだろうか...


昨日の手術の助手をしたという

医師が回診に。

「元気そうですね」と言われたので現状を話す。

その医師は「私が助手をやったのであなたのお腹の中を知ってます。実は炎症が酷くて大変な手術だったんですよ。あの手術の後なのにしっかりしてらっしゃるから驚いてます。」

そうなのか...

「明日には痛みが今日の半分になるはずです」

ほんとかー?

「歩いてガスを出してください」

もうちょっと歩いてみるか。


三人退院して今日は俺一人みたいだ。

よく眠れそう。

痛みに襲われなければの話だが。





8日目


動くと痛むが昨日より少し楽になってるかもしれない。

今日も歩くよう促される。

点滴終了。両手が自由に。

食事が五分粥から全粥に。

外科医回診。

順調だそうだ。


THE GROOVERSTHE BOHEMIANSの新譜をAppleMusicで。

カッコイイじゃないか。

まさか病室で聴くとは思わなかった。


新たな入院患者来たる。

入院は1日だけみたいだ。

頑固そうなジジイ。

でかいイビキだけはやめてね。頼むぜ。




9日目


起き上がる時に傷口が痛む以外は調子が良い。

全粥から常食へ。

術後お通じなし。

昨晩薬を飲んだがまだ便意なし。


担当医回診。

明日退院できる。

良かった。


頑固ジジイ退院。

再び病室は私一人。





10日目


起き上がる時の痛みは変わらず。

朝、未だお通じのない私に看護師は座薬をぶち込んだ。

すぐに便意。

510分我慢しろとの指令を守りトイレへ。

勢いの割に少ししか出なかった。

失敗か?もう少し我慢するべきだったか。

いやいや、あれ以上我慢してたら大変なことになっていたはず。


諸々終えて退院。

9日間の刑期を終え出所。

禁煙生活は継続しようと思っている。

シャバは誘惑が多過ぎる。

早速負けそうである...


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posted by isovicious at 12:41| Comment(4) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月07日

100% JUNK

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MO'SOME TONEBENDERを観に渋谷クラブクアトロへ。

モーサムを生で観るのは初。


最近は年に1〜2回しかライブをやってなくて、今日のライブも去年のフジロック前夜祭以来だそうで。


ここ数年、サポートメンバーを加えた4人編成でやってたみたいで、今日はオリジナルメンバーの3人編成。

ドラムの勇くんがギターを弾いて、サポートにドラマーを入れるという、普通ギターをサポートにしない?と思ってしまう変わったバンドなんですが、今日もベースの武井くんは般若?の面を被ってサイリウムを身体中に貼り付けてクアトロの後ろからプロレス入場で登場しまして、やっぱこのバンドなかなか変わってるなと改めて思いました。


私の聞きたい曲は殆どやってくれて最高でした。

また観たい。

がしかし「ライブの予定白紙!リリース白紙!以上!」と百々くん。

百々くんロッカーズの時のメンバー紹介で陣内さんに「モーサムはもうすぐ解散するそうです」と言われてたけど、これじゃ言われても仕方ないですね。


脚の付け根?部位の正式な名称は知りませんが、そこが昨夜から痛くて歩くのも辛かったのですが、終演後は痛みがなくなっていました。

ロックは万能薬ですな!爆音療法ですよ!

ギミギミショックトリートメント!




モーサムの後はソロ呑み。

気になっていたカレールーをつまみに呑む店として話題?の居酒屋 里へ。


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ホフディランの雄飛くんの本でも紹介されてるみたいですね。


カレールーはあるけどライスは無い。

「ライス食べたきゃテイクアウトして」とマスター。

ここのマスター、50年くらい前に銀座のナイルレストランで働いてたらしく、カレーが美味いのも頷けます。

バンドマンもよく来るらしく、サインを見せてもらいましたらあんな人やこんな人が来てるみたいですね。

「ツアーで東京に来ると必ず来てくれる人がいるんだけど、バンド名が思い出せなくて...」とデジカメの画像を見せられたのでバンド名を教えてあげたらメモしてました。


腹が減っていたので塩焼きそばをカレールーにつけて食べました。


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「その食べ方もオススメだよ」とマスター仰ってました。



私の後に店の佇まいに惹かれて何の情報もなく来たというピーター・バラカン似(日本人)の白髪サラリーマンがビートルマニアで、見た目からしてビートルズリアルタイムなんだろうなと思ったら56歳でビックリ!パンク直撃世代じゃないか!セックスピストルズの話をしたらキョトン?としておられました。マスターはビートルズリアルタイムだそうです。

音楽談義に花が咲いたのですが終電の時間が迫っていたので後髪を引かれつつ店を出ました。


カウンターのみ6〜7席の小さな店で、店の佇まいからして入りにくいかもしれませんが、私みたいなビギナーにも優しく接してくれるマスターがいるので大丈夫です。

posted by isovicious at 00:38| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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